木浦神楽 について
"●祭日 12月の上旬の土日
●場所 下福良字木浦 民家
神楽宿は原則2戸が交互に受け持つ。ならしは10日程度行う。面や祭具は太夫の家に保管されている。面は五つ伝承されている。2人舞が基本で、六調子と八調子。楽は太鼓。組内に不幸があった場合、服忌中は中止となる。御神屋は一間×二間の長方形で、正面に一間幅の高天原を築く。四隅に青竹を立て、周囲に金色の注連を引いて赤・白・青の三色の四節と、榊を掛ける。御神屋の中心には雲龍を描いた四角い雲を吊るし、中心に三色幣を下げる。雲は車づなで鬼の舞の度ごとに上下させる。設営は1日掛かりで行い、午後には場の起し太鼓を打っていた起こしをする。"