焼畑の種蒔き

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  • Technologie folklorique

焼畑の種蒔き について

"1年目、火入れをして、ヤボ(木を伐採したところ)を全て焼き払った直後、まだ、地面が燻っているところにソバの種を蒔く。このときに唱え事がある。一般的には1年目にソバの種だけを蒔き、2年目はヒエとアワを蒔くが、日当たりのよい所ではソバと共に麦の種も同時に蒔くこともあった。麦はソバの収穫が終わって秋頃から成長し、翌年の6月頃が収穫となる。麦の収穫のあとは、時期的にヒエの種蒔きは不可能で、7月頃、アワの種だけを蒔いた。
種蒔きの唱え事
これよりあきほうに向かって蒔く種は
根太く、葉太く、虫けらも食わんように
一粒万倍、千俵万俵
おおせつけやってたもうれ"

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