神楽の雲 について
みこうやの天井に吊り下げる飾り物。修験道で用いる白蓋(仏教で言えば天蓋)が、神楽に取り入れられたものである。栂尾や大河内では雲の上部に綱が付けられ滑車を通して、人の手で上下に揺らすことができる。鬼人や荒神など面の舞が現れるときには激しく揺らす。雲には龍の絵が描かれることが多いが、大河内では月と星の形の色紙を張っている。
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みこうやの天井に吊り下げる飾り物。修験道で用いる白蓋(仏教で言えば天蓋)が、神楽に取り入れられたものである。栂尾や大河内では雲の上部に綱が付けられ滑車を通して、人の手で上下に揺らすことができる。鬼人や荒神など面の舞が現れるときには激しく揺らす。雲には龍の絵が描かれることが多いが、大河内では月と星の形の色紙を張っている。