0140 的射の作法

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  • 信仰習俗

的射の作法 について

古枝尾の春祭りは旧暦3月15日であったが現在4月15・16の両日に行われている。最近まで民家を輪番制で祭り宿として充てていたが、現在は集会センターに変わっている。射場は庭先に設け、的までの距離が18間(約32メートル)ある。行事の進行は的に向かって右側の前席が行う。左側には本席と呼ばれる補佐役がおり、中心には射切という役が2名いる。主に矢の当否の判定すると共に、射切を挟んで前席側と本席側で競争という形をとる。この3役を除いた射手を中頭と称している。椎葉の的射の特色として、「神の的」がある。古枝尾の神の的は、竹の輪に毎年1枚の紙を張り付ける。この神の的の竹には、「二百五十年祭 八幡社式用 大証三年三月」の銘がある。これが史実とすれば寛文4(1664)年から続けられていることになる。

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